2023.04.01 14:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 1 | 終了 | 0 | 広島東洋カープ |
神宮 |
先発ピーターズが6回無失点の好投
ヤクルトは1日、広島との開幕カード2戦目を1-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。
両チーム無得点のまま7回に突入したが、ヤクルトは5番のホセ・オスナが2試合連続となる2号ソロを左翼席へ運び先制。
「打ったのはストレート。投手陣がすごく粘って投げているので先制点を早くプレゼントしたかった。一発で仕留められて良かった」
オスナがコメントしたように、この日は来日初先発のディロン・ピーターズが6回無失点と好投を続けていた。そして7回は石山泰稚、8回は清水昇、9回は田口麗斗が締めて、貴重な1点を守り抜いた。
髙津臣吾監督はピーターズについて、「今日みたいに強い球が投げられる。左バッターが嫌がる球を投げられる。彼がやってきたピッチングを披露してくれた。勝ちはつかなかったですけど、勝利に貢献してくれた大きなポイントだと思います」と、チームに必要な先発左腕の好投を喜んだ。
さらに指揮官は、マクガフが抜けて課題だった守護神に田口を起用していくことも明らかにした。
これで2戦連続の完封勝利。先発、抑えが課題のチームにとって明るい材料が見えてきた。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)