ピッチクロック違反をとられ、1回降板後に球審と動作確認を行う大谷

◆ 6回1失点と粘り今季初勝利の権利つかむ

 エンゼルスの大谷翔平選手(28)が5日(日本時間6日)、敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ戦に「3番・投手」で先発出場。投打両方で今季からの新ルール「ピッチクロック」の違反をとられた。

 投手としては1回裏、連続四球で無死一、二塁のピンチを招き、3番・スアレスに先制の右前適時打を許した。送球間に一塁走者はタッチアウトとなり、一死二塁で試合再開。4番・ラリーへの初球を投じる前、初めてピッチクロック違反を取られ1ボールとなった。それでも、ラリー、続くヘルナンデスを連続三振斬り。初回のピンチを最少失点で切り抜けると、ベンチへ戻る際にネビン監督と水原通訳を交え、投球動作に入る動きを球審と協議するシーンがあった。

 打者としては無死一塁で迎えた6回の第3打席、球審に「構え遅れ」を指摘され1ストライが宣告。大谷は思わず苦笑いを浮かべた。

「ピッチクロック」は試合時間短縮のため今季から導入。投手は捕手の返球を受けてから、走者なしの場合は15秒、走者ありの場合は20秒以内に投球動作を始めないと1ボールが宣告される。打者は残り8秒までに打つ準備を整えなければ1ストライクが宣告。大谷は1試合中に投打両方で違反をとられた初の選手となった。

 新ルールに翻弄された大谷だったが、投げては6四死球を与えながらも6回3安打1失点と粘り今季初勝利の権利をゲット。打っては7回に自らを援護する左前適時打を放ち、降板後も「3番・指名打者」として出場を続けている。

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ベースボールキング編集部

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