「練習からそんなに感じは悪くない。1日1日、課題を克服できるようにとやっていきたいです」。
ロッテの藤岡裕大は4日の日本ハム戦から7打席連続出塁中、5打数連続安打中と、最高のスタートを切った。
藤岡は昨季プロ入り5年間で自己ワーストとなる28試合の出場にとどまり、打率.176と悔しいシーズンに終わった。「もっと打ちたい」と、シーズンオフはスイングのフォームを見直すことをテーマに打撃を改造し、バットも「ちょっと変えたり、重さをいじったりしました」と改良した。
新しい打撃フォームについて2月8日の取材時点で「いい時はいい感じで打てているなという時もありますし、ああちょっと違うなという時もありますし、まだこれからもうちょっと振り込んで形がしっくりくるようにしたいなと思います」と話していた。
練習試合で打率.313(16-5)をマークすると、オープン戦に入ってからも3月4日のヤクルト戦で2打数2安打、その後もコンスタントに安打を放ちオープン戦の打率.276(29-8)で開幕を迎えた。
3月31日のソフトバンクとの開幕戦に『8番・遊撃』でスタメン出場すると、第2打席にセンター前へ今季初安打。『7番・遊撃』で出場した4日の日本ハム戦では4打数4安打の大暴れ。そして、5日の試合でも第2打席にセンター前に安打を放ち、現在は冒頭にも述べたように7打席連続出塁中、5打数連続安打中だ。
春季キャンプの時に“いい感じで打てている時と、ちょっと違う時もある”と話していたが、気になる現在の打撃については「悪くはないです」とのこと。
4安打した4日の日本ハム戦では第1打席が2球目に右安、第2打席も2球目に中安、第3打席が3球目に遊安、第4打席が2球目に右安と、昨年まではどちらかというと球数を投げさせている印象が強かったが、今季は積極的に早いカウントから打ちにいき安打にしている。
本人は「初球から振れる準備をしていこうと思っているので、しっかり手を出せているかなと思います」と自己分析。早いカウントから捉えられている要因については「タイミングだけですね」と一言。「ネクストから、ベンチからしっかり(タイミングを)とって、どういう球が来るかというのをイメージするようにしています」と続けた。
また、打球方向は昨季までどちらかと言えば反対方向への当たりが多かったが、今季は引っ張った当たりが増えた印象。「引っ張ろうとはしていないですけど、結果的に強い打球がいけばいいかなと、センターに打とうという意識があります」。今季ここまで放った6安打のうち3本がセンター方向への打球だ。
「怪我で去年は出られなかったので、そこのケアを今年は心がけています。なるべく万全な状態で1日1日迎えられるように意識しています」。今季はシーズン通して一軍の試合に出場し、“勝利を呼ぶ一打”を数多く放って欲しい。
取材・文=岩下雄太
ロッテの藤岡裕大は4日の日本ハム戦から7打席連続出塁中、5打数連続安打中と、最高のスタートを切った。
藤岡は昨季プロ入り5年間で自己ワーストとなる28試合の出場にとどまり、打率.176と悔しいシーズンに終わった。「もっと打ちたい」と、シーズンオフはスイングのフォームを見直すことをテーマに打撃を改造し、バットも「ちょっと変えたり、重さをいじったりしました」と改良した。
新しい打撃フォームについて2月8日の取材時点で「いい時はいい感じで打てているなという時もありますし、ああちょっと違うなという時もありますし、まだこれからもうちょっと振り込んで形がしっくりくるようにしたいなと思います」と話していた。
練習試合で打率.313(16-5)をマークすると、オープン戦に入ってからも3月4日のヤクルト戦で2打数2安打、その後もコンスタントに安打を放ちオープン戦の打率.276(29-8)で開幕を迎えた。
3月31日のソフトバンクとの開幕戦に『8番・遊撃』でスタメン出場すると、第2打席にセンター前へ今季初安打。『7番・遊撃』で出場した4日の日本ハム戦では4打数4安打の大暴れ。そして、5日の試合でも第2打席にセンター前に安打を放ち、現在は冒頭にも述べたように7打席連続出塁中、5打数連続安打中だ。
春季キャンプの時に“いい感じで打てている時と、ちょっと違う時もある”と話していたが、気になる現在の打撃については「悪くはないです」とのこと。
4安打した4日の日本ハム戦では第1打席が2球目に右安、第2打席も2球目に中安、第3打席が3球目に遊安、第4打席が2球目に右安と、昨年まではどちらかというと球数を投げさせている印象が強かったが、今季は積極的に早いカウントから打ちにいき安打にしている。
本人は「初球から振れる準備をしていこうと思っているので、しっかり手を出せているかなと思います」と自己分析。早いカウントから捉えられている要因については「タイミングだけですね」と一言。「ネクストから、ベンチからしっかり(タイミングを)とって、どういう球が来るかというのをイメージするようにしています」と続けた。
また、打球方向は昨季までどちらかと言えば反対方向への当たりが多かったが、今季は引っ張った当たりが増えた印象。「引っ張ろうとはしていないですけど、結果的に強い打球がいけばいいかなと、センターに打とうという意識があります」。今季ここまで放った6安打のうち3本がセンター方向への打球だ。
「怪我で去年は出られなかったので、そこのケアを今年は心がけています。なるべく万全な状態で1日1日迎えられるように意識しています」。今季はシーズン通して一軍の試合に出場し、“勝利を呼ぶ一打”を数多く放って欲しい。
取材・文=岩下雄太