ゲームメイクも報われず

　巨人の横川凱投手が6日、DeNA戦（横浜）に先発。6回1失点の好投も、プロ初白星を掴むことはできなかった。

　初回、先頭の佐野恵太に左前安打を許したが、続く林琢真を二ゴロ併殺。最後は3番・宮﨑敏郎を二ゴロに封じ、無失点スタート。2回も3人で終え、3回は先頭のソトを右飛、続く山本祐大を遊ゴロ、最後は東克樹を140キロ直球で空振り三振に打ち取った。

　4回は二死から宮﨑に二塁打を浴びると、続く牧秀悟には三塁への内野安打を許して二死一・三塁としたが、桑原将志を120キロカーブで三ゴロに仕留め、ピンチを切り抜けた。

　しかし5回、先頭の関根大気に四球を与えると、一死二塁から山本に左前安打を浴びて一・三塁に。再びピンチを招くと、続く東のバントを三塁手・岡本和真が処理し一塁へ送球した直後に三塁走者・関根がホームイン。先取点を献上した。

　1点ビハインドの6回は3者凡退に封じていたが、7回からは船迫大雅がマウンドへ。6回81球を投げて、5安打1失点2奪三振と好投したが、打線の援護に恵まれず。プロ初勝利は次戦以降にお預けとなった。