江本氏も注目「タイミングが取りづらいんじゃないですかね」
来日2年目で今季2度目の先発登板となったDeNAのロバート・ガゼルマンが、投げては7回途中1失点、打っても自らを援護する同点打を放つという“二刀流”の活躍で、チームを3連勝に導いた。
8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「ゲームを作るところまで投げられる」と右腕の強みを挙げ、先発陣にとって大きな存在であるとコメント。
また、「バッターはタイミングが取りづらいんじゃないですかね。野手投げというか、腕の振りもバラバラに見える。絞りにくいんじゃないですか」と外国人ならではのフォームも武器になっているのではないかと付け加えた。
同じく解説者の谷沢健一氏は、同点のクリーンヒットに関しては「たまたま外野に行っただけ」としながらも、「でもミートはいいよね」と評価。
4連敗からの3連勝のチーム状況にも、「こういう外国人選手が出てきて、投手陣の厚みも出てきた」と語り、平良拳太郎と東克樹に続いて3戦連続でクオリティスタートを達成した先発陣の踏ん張りを高く評価した。
打線はまだ絶好調とは言い難い状況ながら、投手陣の奮闘で着実に勝ち星を積み上げてきたDeNA。本拠地ファンの後押しを受けて、9日の試合で一気に借金完済となるか、注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』