ニュース 2023.04.09. 18:28

“陸の王者”の背番号18が前日の悪夢払拭 慶大・外丸東眞「逃げたら絶対にやられると思った」

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慶大の外丸投手[写真=灰原万由]
【東京六大学野球・春季リーグ戦】
● 法大 2 - 3 慶大 ○
<9日・神宮>

 慶大は9回に1点を返すと、なおも二死二塁から代打・村上真一朗外野手(4年・城北)の劇的逆転2ランが飛び出し、法大に雪辱。1勝1敗に持ち込んだ。

 逆転に成功し、1点リードとなった9回。マウンドに上がった外丸東眞投手(2年・前橋育英)はリベンジに燃えていた。

 前日8日は開幕投手を務めるも、3回6失点(自責0)で敗戦投手に。「昨日開幕1戦目というところを任せてもらったんですけど、悔しい思いをしたので。今日は絶対昨日のようにはならないと、強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」。

 先頭打者に安打を許し、その後二死二塁から四球を与えてピンチを背負ったが、最後の打者を二ゴロに打ち取ってゲームセット。「逃げたら絶対にやられると思ったので、(強い気持ちを)持ち続けられた」と攻めの姿勢を貫き、前日の悪夢を払拭した。


取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
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