打席にも守備にもつかず交代

　西武の山川穂高選手は9日、ソフトバンク戦に「4番・一塁」でスターティングメンバーに名を連ねていたものの、打席に入ることなく1回裏の守備から途中交代した。

　松井稼頭央監督によると「下半身に強い張りが出た」ようで、今後の起用に関しては不透明。今季ここまで開幕8試合ノーアーチで打率.269だが、昨季二冠王に輝いた打線の核を失うこととなれば、チームにとっては大きな痛手となる。

　9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の岩本勉さんは「春先によく出がちな怪我。源田の離脱に続いて主砲の離脱はチームにとっても大打撃」とコメント。

　同じく番組に出演した高木豊さんは「森（友哉＝現オリックス）が抜けてどうやって点を取るかというところで、1つのピースが山川ですもんね。まだホームランを打ってないとは言え、調子が上がってきていただけに、離脱するかもしれないですけど、ちょっと痛いですよね」と心配していた。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』