平凡な飛球でチェンジかと思いきや…
ブルージェイズの菊池雄星投手(31)は現地時間9日(日本時間10日)、敵地でのエンゼルス戦に先発し、5回途中9安打6失点で降板。開幕から自身2連勝とはならなかった。
初回、二死一塁の場面でアンソニー・レンドンを左飛に打ち取り攻守交代かと思われたが、左翼手のドールトン・バーショが太陽光で打球を見失い落球(記録は安打)。打球処理に手こずる間に一走・大谷翔平が一気に生還し、不運な形で先制点を献上した。
すると、まさかの失点に動揺もあったのか、続くハンター・レンフローへの2球目が甘く入り、痛恨の2ランを被弾。その後は随所にらしいボールもあったものの、3回に大谷に3号2ラン、4回にローガン・オホッピーに3号ソロと、一発攻勢を浴びて4回までに6失点と崩れた。
0-6の5回もマウンドに上がったが、花巻東OB対決となった大谷にこの試合2安打目の中前安打を許し、続く4番・レンドンを遊飛に打ち取ったところで降板。
前回登板から中4日で臨んだ今季2度目の先発マウンドは4回1/3(99球)を投げ9安打6失点、1四球6三振の内容だった。