【東京六大学野球・春季リーグ戦】
● 慶大 1 - 4 法大 ○
<10日・神宮>
法大は、今泉颯太主将(4年・中京大中京)の一発が飛び出すなど、12安打4得点で慶大に勝利。勝ち点1を挙げた。
トドメとしては十分すぎる一撃だった。2点リードの9回、先頭で迎えた第5打席。2ストライクと追い込まれた後の3球目、やや高めに浮いた真っすぐを逃さなかった。打球は風に大きく乗って、右中間スタンドへと着弾。「外野は越えるかなと思ったんですけど、逆方向でもあったので、入りはしないと思って全力でとりあえず次の塁狙おうと思って走ったら入っていました。逆らわずに逆方向に強い打球を打とうという意識でいったら、風に乗って入ってくれたので良かった」と会心の一発を振り返った。
開幕2試合を終えて1安打と打棒が鳴りを潜め、3試合目のこの日も4打席目までは無安打だったが、「キャプテンとして不甲斐ない成績ばっかだったので、何とか塁に出ようと思って振った。それがホームランという形になって良かった」と安堵の笑みをこぼした。6季ぶりのVへ、主将の一発で法大が勢いに乗った。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
● 慶大 1 - 4 法大 ○
<10日・神宮>
法大は、今泉颯太主将(4年・中京大中京)の一発が飛び出すなど、12安打4得点で慶大に勝利。勝ち点1を挙げた。
トドメとしては十分すぎる一撃だった。2点リードの9回、先頭で迎えた第5打席。2ストライクと追い込まれた後の3球目、やや高めに浮いた真っすぐを逃さなかった。打球は風に大きく乗って、右中間スタンドへと着弾。「外野は越えるかなと思ったんですけど、逆方向でもあったので、入りはしないと思って全力でとりあえず次の塁狙おうと思って走ったら入っていました。逆らわずに逆方向に強い打球を打とうという意識でいったら、風に乗って入ってくれたので良かった」と会心の一発を振り返った。
開幕2試合を終えて1安打と打棒が鳴りを潜め、3試合目のこの日も4打席目までは無安打だったが、「キャプテンとして不甲斐ない成績ばっかだったので、何とか塁に出ようと思って振った。それがホームランという形になって良かった」と安堵の笑みをこぼした。6季ぶりのVへ、主将の一発で法大が勢いに乗った。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)