2023.04.13 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 1 | 終了 | 4 | 阪神タイガース |
東京ドーム |
「最後は湯浅」好発進の要因の1つ
阪神の湯浅京己投手(23)は13日、巨人戦(東京ドーム)の9回を無失点で締めくくり、セ・リーグ最多となる5セーブ目(0勝0敗2ホールド)を手にした。
今季からクローザーに配置転換された右腕は、4-1の9回に登板し、ブリンソン、坂本勇人、長野久義を3者連続三振に斬ってシャットアウト。今季初登板から7試合連続の無失点リリーフで、ここまで首位タイと好発進のチームを支えている。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の達川光男さんは、湯浅について「昨年はキャッチャーのサインに首を振ることがほとんど無かったんですけど、今日は自分の投げたいボールを投げていた」と昨季からの変化を指摘。
開幕前のWBCで受けた刺激がプラスに作用しているとの見解も示し、「ダルビッシュや大谷の影響を受けているんじゃないですかね。キャッチャーには遠慮せず、配慮して、自分の投げたいボールを投げている気がする」と話した。
また、同じく番組に出演した大矢明彦さんは「阪神はストッパーに不安があったはず。開幕からこれだけ湯浅が抑えてくれて、『最後は湯浅』という形がしっかりできているということがすごく大きいと思う」と、安定感あるクローザーの存在がチームの好調を支える要因の1つであると強調した。
昨季は開幕戦でクローザーを任されたカイル・ケラーが逆転サヨナラを許し、そこから開幕9連敗を喫していただけに、“新クローザー”湯浅の好投が光っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』