阪神・岡田彰布 (C) 産経新聞社

◆ 先発抜擢した選手が攻守に躍動

 阪神は佐藤輝明と森下翔太をスタメンから外し、渡邉諒と板山祐太郎を抜擢した岡田彰布監督の起用がズバリ的中。巨人相手に敵地で4-1の勝利を収め、ヤクルトと同率の首位タイに浮上した。

 打撃不振の佐藤輝明に代わって「3番・三塁」で先発起用された渡邉諒は、1-1の同点で迎えた4回に先頭打者として打席へ入ると、横川凱の甘く入ったカットボールを左翼席へ放り込み勝ち越しソロ。守りでも3点リードの6回一死一・二塁の場面で、大城卓三の強烈なライナーを横っ飛びでキャッチするなど攻守に存在感を示した。

 13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の達川光男さんは“直球破壊王子”の異名を持つ渡邉諒の決勝弾を称えつつ、好守についても「本業はセカンドなんですが、本当によく反応したと思いますよ」と感心。同じく番組に出演した大矢明彦さんは「素晴らしい。岡田監督の大ファインプレー」と、先発起用した指揮官の采配も称賛した。

 また、2回の守備でも抜擢された選手が仕事を果たした。無死一・三塁の場面で、先発の西純矢は門脇誠に右前適時打を許すも、右翼手・板山が一走・ブリンソンを三塁タッチアウトにする好送球。達川さんは「ジャイアンツの大きなチャンスの芽を摘みましたよね。守り勝ちですよ」と賛辞を送った。

 12日の同カードでは、7回までパーフェクトピッチングを見せていた村上頌樹を降板させるなど、勝利至上主義を貫く岡田監督。これからも経験に基づく采配に注目が集まりそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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