毎回の10奪三振と圧巻の投球

　WBC日本代表に選出され、世界一に貢献したDeNA・今永昇太投手が14日、イースタン・リーグの西武戦（横須賀）に先発。帰国後2度目となるマウンドでは6回98球を投げて、3安打1失点、毎回の10奪三振と好投し、最速150キロをマークした。

　初回は二者連続空振り三振に打ち取るなど、三者凡退の好スタート。2回は4番・陽川を左飛、続く川越を131キロスライダーで空振り三振に打ち取ると、最後は長谷川を遊ゴロに仕留めた。

　3回は一死から渡部に左翼ポール際へ先制となるソロを被弾。しかし、その後は走者を背負っても得点を与えず。5回は西武の下位打線を三者連続三振斬り。6回は二死から振り逃げで走者を背負うも、最後は4番・陽川を二飛に打ち取った。

　帰国後初登板となった5日のイースタン・リーグ巨人戦（横須賀）では、5回を投げて67球、3安打2失点（自責0）。無四球で4つの三振を奪うなど、順調な仕上がりを見せていた。