5年ぶりの最下位転落
巨人は打線がつながらず中日に完敗。3連敗となり5年ぶりの最下位転落となった。
巨人は中日の先発・小笠原慎之介の前に4回までノーヒットに抑え込まれる。4点を追う6回に坂本勇人、中田翔の適時打で2点を返すも7回以降は打線が沈黙。投手陣も中日打線に15被安打9失点と打ち込まれ、投打に精彩を欠いた。
14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は5年ぶりの最下位となった巨人について「13試合で12通りのオーダーを組んでいる。非常に苦しんでいますね…」と、チーム状況について言及。
番組で解説を務めた谷繁元信氏は「もともとレギュラーだった選手が打たないと厳しいだろうなと思っていました。そこが正直機能していないので今の苦しさにあると思うんですよね」と、主力の不調が原因であることを指摘。
高木氏は「レギュラー陣がしっかりしろということもありますが、(シーズン序盤なので)我慢もちょっと必要かなと僕は思いますね」と擁護しつつ今後の復調に期待を込めた。
巨人は今季、4番・岡本和真と5番・中田翔は不動だが、開幕から2番で起用された吉川尚輝(.184)と3番・丸佳浩(.133)、6番・坂本勇人(.154)がいずれも打率一割台に低迷。ここ3試合では4得点と打線のつながりを欠いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』