【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○早大 9 - 1 東大●
<16日・神宮>
元ロッテ・渡辺俊介氏(現・日本製鉄かずさマジック監督)の長男、東大・渡辺向輝投手(2年・海城)が16日、早大との開幕戦でリーグ戦デビューを飾った。
6回から登板し、父と同じサブマリン投法で2イニングを投げて2安打2失点(自責0)。「今までこういった大舞台で、応援もたくさんある中で投げたことはなくて、結構緊張とかもあった」と初マウンドを振り返った。
昨秋のフレッシュトーナメント(新人戦)の法大戦に先発した際、ライナーが顔面に直撃して2回途中で降板。顎を2ヶ所骨折し、約2か月の間チームを離れた。年明けから復帰すると、やや腕を下げるフォームに微調整。父親のフォームを意識したのではなく、「バッターからの見えにくさを意識した結果、腕が下がりました」と意図を明かした。
父・俊介氏とはロッテ時代のチームメートでもある早大・小宮山悟監督は「父親の心境。マリンスタジアムの湯船に一緒に浸かっていた子どもが、相手チームのマウンドで親父みたいに投げている姿を見たら、やっぱり何とも言えない心境」と感慨深げ。「ボールもストライクゾーンにしっかりきていたし、これから経験を積めばおそらくエースで投げてくるだろう」と将来性に太鼓判を押した。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○早大 9 - 1 東大●
<16日・神宮>
元ロッテ・渡辺俊介氏(現・日本製鉄かずさマジック監督)の長男、東大・渡辺向輝投手(2年・海城)が16日、早大との開幕戦でリーグ戦デビューを飾った。
6回から登板し、父と同じサブマリン投法で2イニングを投げて2安打2失点(自責0)。「今までこういった大舞台で、応援もたくさんある中で投げたことはなくて、結構緊張とかもあった」と初マウンドを振り返った。
昨秋のフレッシュトーナメント(新人戦)の法大戦に先発した際、ライナーが顔面に直撃して2回途中で降板。顎を2ヶ所骨折し、約2か月の間チームを離れた。年明けから復帰すると、やや腕を下げるフォームに微調整。父親のフォームを意識したのではなく、「バッターからの見えにくさを意識した結果、腕が下がりました」と意図を明かした。
父・俊介氏とはロッテ時代のチームメートでもある早大・小宮山悟監督は「父親の心境。マリンスタジアムの湯船に一緒に浸かっていた子どもが、相手チームのマウンドで親父みたいに投げている姿を見たら、やっぱり何とも言えない心境」と感慨深げ。「ボールもストライクゾーンにしっかりきていたし、これから経験を積めばおそらくエースで投げてくるだろう」と将来性に太鼓判を押した。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)