投打かみ合い巨人に完勝
先発・石田健大が8回102球、被安打4、奪三振8、無四球で巨人打線を零封。スコアリングポジションにランナーを進められたのも2回だけと、ほぼ完ぺきな内容で今季2勝目を挙げた。打っては絶好調の宮﨑敏郎がチャンスメイクに適時打と全得点に絡む活躍で、三浦政権初の首位に導いた。
「いいチーム状況ですし、いい試合をずっと続けてくれているので、それに乗っかって投げるだけだと思いマウンドに上がった」と語ったヒーローの石田に対し、18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを努めた谷繁元信氏は「開幕戦は黒星だったんですけど、2試合連続無失点で2勝。石田がまだ2桁勝ってないピッチャーだと思ってなかったんですよ」と意外な表情。
番組で解説者として出演した江本孟紀氏は「今永とかと競争して抜かないとだめですよね。力は十分あるので2桁勝たないと」と今年こそ殻を破るときと発破をかけた。
一方、打のヒーロー宮﨑に対し谷繁氏は「引っ張ればクルッと回るし、追っつけても打てるし」と好調ぶりを分析。同じく解説者の井端弘和氏は「野球やってて楽しいと思いますよ。非常に。毎日2本、1本じゃ物足りないなって感じで終われてるのかなと思います」と開幕して13試合で全て安打を放っているバットマンの気持ちを代弁していた。
早くも今季2度目の4連勝で首位に躍り出たDeNA。あすの地元・佐賀のゲームで宮﨑の連続安打が継続するのかにも注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』