逃げ切り失敗で早くも2敗目
広島は9回に二死三塁からマクブルームのタイムリーで先制。その裏は守護神・栗林良吏が登板するも、二死満塁のピンチを招き、中野拓夢にレフトオーバーの逆転適時打を浴びて痛恨のサヨナラ負けを喫した。
18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを努めた谷繁元信氏は早くも今季2敗目を喫した栗林について「ストライクゾーンの中に投げすぎている気がするんですよ」と指摘。「フォークボールをもっと低く投げようとしてるはずなんですよ本人は。でも、低く投げようとするととんでもないワンバウンドになる。でも、それをもうちょっと上げようとするとどうしてもストライクゾーンからストライクゾーンに落ちていくというフォークボールになるのでバッターに捉えられると思うんですよ」と見解を語った。
続けて「チームの状態が良いだけに後ろの栗林が2敗というのはちょっと不安があると思う」と語り、逃げ切れる試合を絶対守護神で落としたことへの懸念を示した。
昨季はプロ野球史上2人目となる新人からの2年連続30セーブを達成したクローザーだが、今季は腰の張りでWBCを途中離脱するなど、コンディション面に不安を抱えている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』