【東都大学野球・春季リーグ戦】
○ 青学大 6 - 2 日大 ●
<19日・神宮>
青学大は10安打6得点の猛攻で、日大との初戦を制した。先発した下村海翔投手(4年・九州国際大付)は7回1失点と快投を披露し、神宮初勝利となる今季2勝目を挙げた。
掴んだチャンスをしっかりとモノにした。前日、今季の開幕投手・常廣羽也斗投手(4年・大分舞鶴)が発熱。第2週の2日目は翌日の20日ではなく、25日と試合間隔が空くため「このカード先発できないのかな」と肩を落としていた右腕に、登板の機会が巡ってきた。急な変更ではあったが、「正直ラッキーというか、よっしゃと思っていました」と強い気持ちを持ってマウンドに上がった。
初回に味方が3点を先取すると、右腕は4回まで無安打投球。5回は一死一・三塁から8番・千田に中犠飛を浴びて1点こそ失ったが、毎回の9奪三振と圧巻の投球で相手打線に流れを渡さず。「野手の方々が3点最初に援護をくれたので、すごい楽な気持ちで、投げやすい環境を作ってくれたので、そのチームの雰囲気を崩さないようにということを考えて投げました。高校の時から神宮球場で勝ちたいと思っていたので、初勝利は嬉しいです」と神宮での初白星を素直に喜んだ。
開幕黒星スタートとなった青学大だが、これで3連勝。安藤寧則監督は「良かったと思います」と右腕をたたえた。「投げる試合は全部勝ちたいと思って投げている。自分に勝ちがつくということは、バッター陣が援護してくれてるということなので、自分が投げる試合はできるだけ失点しないように、これからも心がけて投げたい」と背番号11。今の下村なら、次も必ずやってくれるに違いない。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 青学大 6 - 2 日大 ●
<19日・神宮>
青学大は10安打6得点の猛攻で、日大との初戦を制した。先発した下村海翔投手(4年・九州国際大付)は7回1失点と快投を披露し、神宮初勝利となる今季2勝目を挙げた。
掴んだチャンスをしっかりとモノにした。前日、今季の開幕投手・常廣羽也斗投手(4年・大分舞鶴)が発熱。第2週の2日目は翌日の20日ではなく、25日と試合間隔が空くため「このカード先発できないのかな」と肩を落としていた右腕に、登板の機会が巡ってきた。急な変更ではあったが、「正直ラッキーというか、よっしゃと思っていました」と強い気持ちを持ってマウンドに上がった。
初回に味方が3点を先取すると、右腕は4回まで無安打投球。5回は一死一・三塁から8番・千田に中犠飛を浴びて1点こそ失ったが、毎回の9奪三振と圧巻の投球で相手打線に流れを渡さず。「野手の方々が3点最初に援護をくれたので、すごい楽な気持ちで、投げやすい環境を作ってくれたので、そのチームの雰囲気を崩さないようにということを考えて投げました。高校の時から神宮球場で勝ちたいと思っていたので、初勝利は嬉しいです」と神宮での初白星を素直に喜んだ。
開幕黒星スタートとなった青学大だが、これで3連勝。安藤寧則監督は「良かったと思います」と右腕をたたえた。「投げる試合は全部勝ちたいと思って投げている。自分に勝ちがつくということは、バッター陣が援護してくれてるということなので、自分が投げる試合はできるだけ失点しないように、これからも心がけて投げたい」と背番号11。今の下村なら、次も必ずやってくれるに違いない。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)