ニュース 2023.04.19. 20:56

亜大・草加勝が被安打5で今季2度目の完封勝利 国学院大・武内夏暉とのエース対決制す

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亜大・草加勝投手[写真=灰原万由]
【東都大学野球・春季リーグ戦】
○ 亜大 1 - 0 國學院大 ● (19日・神宮)

 亜大は先発した草加勝投手(4年・創志学園)が昨秋王者・国学院大を5安打で完封。初回無死一・三塁から、3番・松浦隆己主将(4年・神戸国際大附)の遊ゴロ併殺の間にもぎ取った1点のリードを守り抜き、今季2度目の完封勝利。国学院大・武内夏暉投手(4年・八幡南)とのエース対決を制した。

 隙も無駄も全くない、完璧な投球だった。2回まで走者を出さず、最高の立ち上がりを披露。自己最速を2キロ更新する152キロをマークするなど、その後も三塁を踏ませない快投で相手打線を圧倒。終盤は得点圏に走者を背負う場面もあったが、「4年生が近くに寄ってきてくれて、大丈夫だと声をかけてくれた。バックを信じて投げました」と粘って最後までマウンドを守った。2日、中大との開幕戦に続いて2度目の完封勝利を挙げた右腕は「野手が先に先制してくれて、自分がこの1点を守り抜いて勝利に繋げられてよかった」と笑顔で振り返った。

 完封の要因は「準備」だった。バッテリーを組んだ小山翔暉捕手(4年・東海大菅生)とは練習時から話し合いを重ね、対策を練っていた。試合中も、データを元に相手打線を分析し「真っすぐを張っていたので、タイミングをズラせるボールを考えて投げれたのが良かった」。生田勉監督は「ブルペンから対國學院のバッターを想定して、小山と相談しながらピッチングをしていた。もうその通りというか。本当に素晴らしいです。何も言うことはありません」と賛辞を惜しまなかった。

 チームに開幕戦以来の白星をもたらしたが、「まだ勝ち点を取れたわけではないので、次の場面もしっかり準備をして投げられれば。自分に与えられた役職は全うしていくという気持ちで準備していきたい」と草加。背番号18の存在は、頼もしさを増すばかりだ。

取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)

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