速球とカーブで相手を翻弄
中日の小笠原慎之介投手が21日、阪神戦(バンテリンドーム)に先発。7回・105球を投げて、5安打1失点の好投で2勝目を挙げた。
初回一死一・三塁から大山に左犠飛を浴びて先取点を献上したが、その裏に味方が逆転すると、2回以降は阪神打線を封じて得点を与えず。14日の巨人戦(バンテリンドーム)に続き、白星を掴んだ。
21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は、この日の左腕について「緩急の使い方が上手かったと思う」と評価。
同番組に出演した解説者・池田親興氏も「カーブがバッターに対してタイミングも外していましたし、その後の真っすぐとの緩急の差というものがすごく(相手の打者に)刺さっていましたね。(カーブが)いつも以上に大きな弧に見えましたし、トップからの落ち方がバッターの意図するような落ち方じゃないような。そういうふうに見えてしまうストレートのスイングなんですよね。ですから、ホントに効いていましたね」と絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』