◆ 福留氏も「天性のもの」
広島の西川龍馬が22日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に「5番・左翼」でスタメン出場。3打数2安打1本塁打をマークし、チームの勝利に貢献した。
前日に連続安打が14試合でストップした西川だったが、一夜明けたこの試合では持ち前の打棒が炸裂する。0－0で迎えた4回裏、一死二塁の場面で打席を迎えると、DeNA先発・大貫晋一のスライダーにバットを一閃。ライトスタンドに吸い込まれる2ランを放った。
試合後、広島の新井貴浩監督も「ヒットが無かった次の日に、結果を出して勝利に貢献する。これは良い選手の証」と頼れる中軸の一発を称えた。
西川の打撃については、22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣も話題に。鳥谷敬氏は「打てるゾーンが広い。ワンバウンドの球をバットに当てたり、色々なポイントで自分のバッティングができるので、かなり技術が高いと思います」と賛辞の言葉を並べた。
同番組に出演した福留孝介氏も「自分のヒットゾーンを持っているし、形をその場で変えることもできる。そこはもう天性のものかなと思いますね」とコメント。2000本以上の安打を放った実績を持つレジェンドたちも、その才能に一目置いている。
昨季もコンディション不良がありながら打率.315を叩き出し、今季も打率.317と奮闘中。広島が誇る“天才”打者がどんな成績を残すのか、今後に期待したい。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
