【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○ 早大 11 - 3 立大 ●(23日・神宮)
早大は1点を追う6回、小澤周平内野手(2年・健大高崎)のリーグ戦初本塁打となる逆転2ランが飛び出し、立大に連勝。開幕4連勝を飾り、勝ち点2とした。
打った瞬間に、小澤は確かな手応えを感じた。逆転を許した直後の6回一死二塁。立大の先発・沖の高めに浮いた126キロ変化球を振り抜くと、打球は右翼フェンスを越えた。リーグ戦初本塁打は、チームを救う逆転2ラン。「六大学というのは特別。たくさんの人が見てくれている中で打てたというのは、自分の成長に繋がる1本」と劇的アーチを振り返った。
待望の大学第1号本塁打が飛び出すも、「打った瞬間いったと思ったんですけど、そんなに飛んでいなかった。自分の力のなさに悔しくなりました」と苦笑い。それでも小宮山悟監督は、高校通算52本塁打を誇るスラッガーの活躍を絶賛。「正直言うと代わりに使った選手。キャンプには連れていきましたけど、(リーグ戦で)スタメンで使うつもりはゼロだった。そういう中で急遽(オープン戦で)サードで使って結果が出たので、その勢いでリーグ戦で使おうと。お釣りが来るくらいの活躍。いい形でリーグ戦デビューできたので、目の前のチャンス本当にモノにした。頼もしい限りです」と賛辞を惜しまなかった。
もちろんこのまま代役で終わるつもりはない。「走っている途中でボールがちょっと失速したので、パワーをつけられるように頑張ります」と闘志を燃やす男の伸びしろは計り知れない。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 早大 11 - 3 立大 ●(23日・神宮)
早大は1点を追う6回、小澤周平内野手(2年・健大高崎)のリーグ戦初本塁打となる逆転2ランが飛び出し、立大に連勝。開幕4連勝を飾り、勝ち点2とした。
打った瞬間に、小澤は確かな手応えを感じた。逆転を許した直後の6回一死二塁。立大の先発・沖の高めに浮いた126キロ変化球を振り抜くと、打球は右翼フェンスを越えた。リーグ戦初本塁打は、チームを救う逆転2ラン。「六大学というのは特別。たくさんの人が見てくれている中で打てたというのは、自分の成長に繋がる1本」と劇的アーチを振り返った。
待望の大学第1号本塁打が飛び出すも、「打った瞬間いったと思ったんですけど、そんなに飛んでいなかった。自分の力のなさに悔しくなりました」と苦笑い。それでも小宮山悟監督は、高校通算52本塁打を誇るスラッガーの活躍を絶賛。「正直言うと代わりに使った選手。キャンプには連れていきましたけど、(リーグ戦で)スタメンで使うつもりはゼロだった。そういう中で急遽(オープン戦で)サードで使って結果が出たので、その勢いでリーグ戦で使おうと。お釣りが来るくらいの活躍。いい形でリーグ戦デビューできたので、目の前のチャンス本当にモノにした。頼もしい限りです」と賛辞を惜しまなかった。
もちろんこのまま代役で終わるつもりはない。「走っている途中でボールがちょっと失速したので、パワーをつけられるように頑張ります」と闘志を燃やす男の伸びしろは計り知れない。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)