2023.04.23 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 3 | 終了 | 7 | 読売ジャイアンツ |
神宮 |
「カーブの角度も良いですね」
巨人の高卒5年目左腕・横川凱投手(22)が23日、ヤクルト打線を5回5安打2失点に抑え、嬉しいプロ初白星を掴んだ。
試合後のヒーローインタビューで、横川は「今日は両親が観戦に来ていたので、この場で勝ちたいと思っていたので勝てて良かったです。これからもっと活躍して、チームの優勝に貢献したいと思います」と嬉し気に語った。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は、横川の投球について「一番良かったのはバッターを攻めていたところ。18人の打者に対して、5人しか初球ボールになっておらず、2球目までには追い込んでいる場面が多かった。また、カーブの角度も良いですし、真っ直ぐが少し動いている感じがするので、(クセ球は)修正しないで今のまま動く真っ直ぐを続けるのが良いと思う」と動くストレートに焦点を当てながら話した。
また、「横川が更なる活躍をするためには」と問われた齊藤氏は、「基本的には変えなくていいと思う。ただ、ピッチングの幅を広げるためにカーブをもう少し使うと、打者の目線を上げることができるので、もっとストレートの威力が増して見えるようになると思うし、チェンジアップもさらに有効になってくると思う」とカーブの重要性を交えながら見解を述べた。
18年に甲子園の春夏連覇を果たした大阪桐蔭高の同期では、当時エースナンバーを背負っていた柿木蓮(日本ハム)、根尾昂(中日)を抑え、一番乗りの一軍勝利となった横川。まだまだ一軍での道のりは始まったばかりなだけに、今後の活躍が期待される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』