ポケモンとベイスターズが強力タッグ
横浜DeNAベイスターズは25日、株式会社ポケモンの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2023」(以下、WCS)の横浜開催を記念して、6月30日(金)~7月2日(日)の中日3連戦を対象にスペシャルイベント『ポケモンボールパークヨコハマ』を実施すると発表した。
横浜市内商業施設のポケモンセンターにて行われた発表会見には、球団マスコットのDB.スターマンと、ベイスターズのユニフォームに身を包んだピカチュウとともに、山﨑康晃投手と戸柱恭孝捕手が登場した。
両選手ともにポケモンには幼い頃から親しんでおり、山﨑は「家から“ピカ版”を持ってきました。これはぼくの青春時代がここから始まった」と、レアな一品を披露。戸柱も「ゲームは全シリーズやってます。昨日もここにお邪魔させていただいて。毎週月曜日は出没してます。(ポケモンの売上に)貢献しています」と告白した。
また発表会ではイベントで使用するスペシャルキャップを山﨑が、ヘルメットを戸柱が着用。山﨑が被ったキャップには普段着用の『B』の横に小さくピカチュウの黄色い尻尾があしらわれた控えめなデザインに対し、戸柱が被ったヘルメットは大胆にピカチュウが全面に押し出される斬新な仕上がり。
山﨑は「今までにないデザインかなと。プライマリーマークのBにさりげない尻尾が非常におしゃれ。コレクションにもいい」と笑顔。
戸柱も「みんなは最初『えっ?』って感じだったんですけど、僕はテンション上がってしまって。これに合わせてエルボー(ガード)、フット(ガード)もピカチュウ仕様にしようとして、もう頼んであります。ピカチュウの力を全部借りたい」とポケモン愛を持って試合に臨むとした。
話題がアニメにも繋がっていくと、山﨑は「サトシのモンスターボールを投げる肘の使い方が勉強になっています」と笑わせ、戸柱は「助け合うところは野球も一緒だと思う」と真面目に回答するなど、ポケモンへの想いを語り続けた2人。スペシャルな3連戦は華麗に勝利をゲットしてくれそうだ。
取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)