主砲の不調がチームに影響
ヤクルトが首位DeNAとの直接対決に破れ3位に後退。相手と同じ7安打を放ったものの、山田哲人不在の打線は繋がりを欠き、チーム打率.189と連覇を果たしたとは思えぬ貧打にあえいでいる。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の田尾安志氏は「やっぱり4番の村上ですよね」と調子の上がらぬ主砲の責任とキッパリ。
「体重の移動があまりにも小さい気がするんですよ。極端にいうと止まっているところからバットが出てきているような。いいバッターは体重の移動がしっかりできて、そこからバットヘッドをうまく使うという印象が強いのですが、今の村上は止まったところから振っている感じがする」とバッティングフォームの問題と指摘。
MCの谷繁元信氏も「構えているところから前にしか行かないんですよ。もう少し村上は軸足方向に、キャッチャー方向に体重が乗っているはずなんです」と本来の姿ではないと同意した。
この日も村上は3打数ノーヒットで2三振。打率も.167まで下がり、三振も30と昨年三冠王を獲得したとは思えない惨状となっている。
「やっぱりヤクルト打線は村上に復調してもらわないと厳しい」若き主砲は谷繁氏の檄に応えられるのか。あすからの打席に注目したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』