3試合連続失点で防御率は12.71
剛球セットアッパーのエドウィン・エスコバーが、3試合連続失点と精彩を欠いている。25日のヤクルト戦では4点リードの7回に登板し、先頭のサンタナに二塁打、一死後に中村悠平にタイムリーで1失点。2アウト後には代打の濱田太貴にレフトスタンドに運ばれ1点差にされると、この回持たずにマウンドを降りた。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「今日で3試合連続失点。ストレートを簡単に弾き返されるんですよ」と心配げなコメントを残し、解説者の五十嵐亮太氏は「3試合続くとなるともしかしたらなにか癖があるとか、違う角度から自分を見直すことが大事なんじゃないかなと思いますね。投げている真っ直ぐもそこまで悪いわけではないので」と分析。「エスコバー投手、どんなときもしっかり結果を残してどんな場面でも投げる投手。好きなタイプのピッチャーなので頑張って欲しい気持ちが強いですよね」とエールを送った。
2018年以降は毎年50試合以上、昨年も70試合登板を果たしていることに谷繁氏は「さすがにちょっとボールに疲れが多少あるんじゃないかなとおもうんですけどね」とすると、五十嵐氏も「毎年試合数もこなしているんですよ。その辺の疲れもなくはないですよね」同意していた。
今日の3失点で防御率は12.71とらしくない数字となってしまった鉄腕左腕。一日も早く本来の姿を取り戻してもらいたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』