中継ぎ陣に頼もしい新戦力
オリックスが打撃戦を制して首位に浮上。来日初登板となったコットンが初勝利を挙げた。
先発の宮城大弥が2回途中5失点で降板し、3回から登板したコットンは三者連続空振り三振奪うなど、4イニングを3安打1失点9奪三振と好投。1点リードの9回は一軍復帰2戦目となった阿部翔太が締め、初勝利を手にした。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「めちゃくちゃ良かったです。オリックスはまだこんなピッチャーを隠していたのかという感じですね」と初勝利を挙げた右腕を絶賛し、「ストレートは150キロ以上でカーブも良い。チェンジアップはすごくスピンの効いた違う球種の名前をつけてもいいくらいのボール。昔でいうシンカーみたいな。初対戦でこれを捉えるはなかなか難しい」と分析した。
解説者の田尾安志氏は「僕も驚きました。中嶋監督はへんに固定せず良かったらどんどん使いますからね。そのへんが(オリックス)の強みかもしれない」と指揮官の柔軟な選手起用についても評価。
MCの谷繁元信氏は「今日も4イニングですからね。相手が(コットンに)合っていないと中嶋監督が感じでそのままいかせたということでしょうね」と同調した。
五十嵐氏は「ロングリリーフで彼がここにいるのは頼もしいというか心強いですよね」と今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』