【東都大学野球・春季リーグ戦】
○ 中大 10 - 8 駒大 ●
<27日・神宮>
昨夏の甲子園では遊撃手兼投手として投打で活躍し、下関国際(山口)を準優勝に導いた駒大・仲井慎投手(1年)がリーグ戦デビューを果たした。
期待のルーキーが、その実力をしっかりと見せつけた。2点ビハインドの6回二死満塁からマウンドへ。ピンチの場面でも動じることなく1番・繁永を右飛に仕留め、危機を脱した。神宮デビューとなったマウンドは「緊張した」と振り返るが、7回以降は「どんどんどんどんやってやろうという気持ちでマウンドに上がっていました」。先頭の石井を右飛に打ち取ると、続く櫻井、4番・髙橋を連続空振り三振。8回は先頭の皆川に四球を与えたが、後続を封じた。
リーグ戦初登板は2回1/3を投げて、無安打無失点2奪三振。上々のデビューを飾った右腕は、「強い気持ちでマウンドに上がることが大事だと思っていますし、そこが僕のアピールポイントだと思う。相手が4年生であろうが年上だろうが関係なく、自分の球をどんどん投げていけた」。大倉孝一監督は「これから彼はいろんな経験を積んで、打たれることもあるだろうし、身体が重いこともあるだろうし、いろんな失敗もするだろうけど、とにかくいっぱいマウンドに上がれるようにチャンスを作っていけたら」と今後の活躍に期待した。
下関国際では遊撃手との二刀流として活躍。駒大ではチームに合流直後は内野手を務めていたが、3月からは投手に専念している。「まだまだ僕自身も足りない部分がたくさんあるのでそこの課題を潰していって、最終的に仲井じゃないとダメだと任されるピッチャーになりたい」と背番号7。チームは逆転負けを喫したが、頼もしいピースが加わった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 中大 10 - 8 駒大 ●
<27日・神宮>
昨夏の甲子園では遊撃手兼投手として投打で活躍し、下関国際(山口)を準優勝に導いた駒大・仲井慎投手(1年)がリーグ戦デビューを果たした。
期待のルーキーが、その実力をしっかりと見せつけた。2点ビハインドの6回二死満塁からマウンドへ。ピンチの場面でも動じることなく1番・繁永を右飛に仕留め、危機を脱した。神宮デビューとなったマウンドは「緊張した」と振り返るが、7回以降は「どんどんどんどんやってやろうという気持ちでマウンドに上がっていました」。先頭の石井を右飛に打ち取ると、続く櫻井、4番・髙橋を連続空振り三振。8回は先頭の皆川に四球を与えたが、後続を封じた。
リーグ戦初登板は2回1/3を投げて、無安打無失点2奪三振。上々のデビューを飾った右腕は、「強い気持ちでマウンドに上がることが大事だと思っていますし、そこが僕のアピールポイントだと思う。相手が4年生であろうが年上だろうが関係なく、自分の球をどんどん投げていけた」。大倉孝一監督は「これから彼はいろんな経験を積んで、打たれることもあるだろうし、身体が重いこともあるだろうし、いろんな失敗もするだろうけど、とにかくいっぱいマウンドに上がれるようにチャンスを作っていけたら」と今後の活躍に期待した。
下関国際では遊撃手との二刀流として活躍。駒大ではチームに合流直後は内野手を務めていたが、3月からは投手に専念している。「まだまだ僕自身も足りない部分がたくさんあるのでそこの課題を潰していって、最終的に仲井じゃないとダメだと任されるピッチャーになりたい」と背番号7。チームは逆転負けを喫したが、頼もしいピースが加わった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)