2023.04.27 17:45 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 7 | 終了 | 6 | 東京ヤクルトスワローズ |
横浜 |
持ちつ持たれつ…今度は打者がカバーできるか
ヤクルトは27日、敵地でDeNAにサヨナラ負け。シーズン序盤とは言え首位攻防カードで3タテを食らい、今季最長の5連敗となった。
湿りがちだった打線は3回に中村悠平、5回にドミンゴ・サンタナが一発を放ち4点のリードを奪ったものの、快投を続けていたディロン・ピーターズが6回に2点を失い、なおも続くピンチで登板した2番手・星知弥が牧秀悟に痛恨の逆転3ランを被弾。終盤は2度ビハインドを追いついたが、延長10回に火消しを託されたクローザー・田口麗斗がサヨナラ打を許した。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の大矢明彦さんは、前日の26日にも2番手のリリーフ投手・木澤尚文が被弾した場面を振り返りつつ、6回に星が一時逆転となる一発を浴びたシーンに注目し、次のように語った。
「ヤクルトの中盤はこの投手達がしっかり抑えていたので、打線が打てなくてもゲームになっていたんだけど、中盤に一気に失点してしまうというのを見たら、ちょっとヤクルトのピッチャーは大変だなと思った。一気に3点ずつ中盤にやられてしまうのはダメージ大きいんじゃないか」
また、昨季限りで現役を引退したヤクルトOBの坂口智隆さんは、「バッターが打てないなか、この順位にいられるのは彼ら中継ぎ投手陣のおかげ。ここからは野手ですよね。長いシーズンでは頑張ってきてもこうやって打たれる時もありますから。ここからは野手が奮起できるか。好不調の波を入れ替える感じでカバーしてあげたいですね」と、古巣の投手陣を労いつつ、チーム打率1割台に低迷している打線の奮起に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』