MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『阪神－巨人戦』で解説を務めた鳥谷敬氏が、年齢を重ねて体の変化、動きの変化を感じたことについて語った。

　鳥谷氏は「大体32〜35の間くらいに筋肉の質とかが変わるタイミングがある。そのタイミングで技術を変えなきゃいけないというのがありますね」とのこと。「筋肉の質が硬くなるので、自分の今までやっていたパフォーマンスが急に出せなくなったりするタイミングが必ずある。そのタイミングで怪我とかが重なってくると、ガタッと自分の能力が落ちてしまうんですけど、そこで新しくその状態で対応できる技術というのをしっかり身につければ、そうすると40歳を越えてもある程度の技術を持ってできる」と続けた。

　鳥谷氏によると、巨人・坂本勇人は「ちょうどそういうタイミングに差し掛かっているのかもしれないですね」と指摘。「本当に40歳近くまでショートというポジションでできるんだという見本として頑張って欲しいなと思いますね」と坂本にエールを送った。

（提供＝MBSベースボールパーク）