8回の同点機をミスで逸する
中日は打線がDeNA先発・今永昇太に12三振を喫するなど、得点を奪えず今季7度目の完封負け。
8回、代打の高橋周平がDeNAの2番手・入江大生からレフト前に運び出塁し、続く岡林勇希が送りバントを決めて一死二塁の同点機を作る。しかし、2番・大島洋平のライトライナーを代走・髙松渡がヒットと判断してしまい二塁に戻れず痛恨のダブルプレー。同点の絶好機を走塁ミスで逸する結果となった。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は「打った瞬間に(ヒットと判断して)サードまで行ってしまうという…判断が早すぎましたよね」と振り返り「足が速いゆえに判断を急いでしまった。打球が抜けてからでも(髙松の足ならば)ホームに行けたと思うんですよね」と指摘。
番組MCを務めた高木豊氏は「1点差ということもあったんでしょうね。相手の壁が大きければ大きいほど焦るというかね。僕も若い時は(こういうミスを)しょっちゅうやっていましたよ。だから、(髙松の)気持ちが分かって笑えなかったですよ。髙松は足はトップクラスなので、もっともっと練習して頑張ってほしい」と自身の経験も踏まえてフォローし、今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』