巨人・坂本勇人 (C) Kyodo News

◆ 「ジャイアンツの打線らしくなってきた」

 巨人の坂本勇人が28日の広島戦で、2ホーマーの活躍を見せ、勝利に貢献。開幕から不調に苦しんでいたが、この試合では3安打4打点と、今季初の猛打賞となった。

 試合後のヒーローインタビューで坂本は「大歓声というのは久しぶりだなと思いながら、やっぱりファンの方の歓声は選手の力になります。なかなか上手くはいかないなと思いながらやってますけど、なんとか練習して頑張ります」とコメントを残した。

 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の谷沢健一氏は、この試合の坂本の活躍について「坂本が打つと打線に厚みが出てくる。2本のホームラン見ても、体が突っ込まなくなった。軸足にしっかり体重も残っているし、完全復活と言っても良いんじゃないかなと思う」と打撃フォームの変化を分析した。

「ジャイアンツの打線らしくなってきた」と解説者の高木豊氏も太鼓判。

 これで10勝13敗と借金を3まで減らした巨人。4番・岡本和真が打率.341と好調なだけに、坂本が完全復活となれば、打線は一気に活発となってくるだろう。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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