800試合登板を超え、迫る金字塔
オリックスは29日、本拠地で行われたロッテ戦に3-2で勝利。エース・山本由伸が先制を許しながらも6回1失点の力投を見せ、中盤に打線が3点を挙げて逆転。7回に2番手の本田仁海が1点を失ったが、8回以降は阿部翔太と平野佳寿でつないで1点のリードを死守した。
きのう日米通算800試合登板を達成した平野は、連投となったこの日も1点差の9回を9球で締める見事な投球を披露。今季6セーブ目を挙げ、日米通算250セーブまであと「23」としている。
39歳の鉄腕の奮闘ぶりについて、29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した坂口智隆氏は「安心感がありますね。なくてはならない存在」と“元同僚”の奮闘を称える。
平野については「僕のひとつ上なんですが、テレビで見るよりも体がゴツい。近くで見ると本当に大きいんですよ」と印象を述べつつ、「もちろん身体は強いですし、打たれることがあっても切り替えが上手でメンタルも強い。一緒にやっていて心強い選手です」と語った。
日米通算250セーブの大台も迫り、さらに同200ホールドまではあと「1」。金字塔が迫るオリックスの背番号16から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』