【東京六大学野球・春季リーグ戦】
◯ 明大 5 - 4 法大 ●
<29日・神宮>
明大・浅利太門投手(3年・興國)が4番手で登板。最速154キロをマークするなど、2回1失点でリーグ戦初勝利を挙げた。
右腕は「後輩の毛利がつなげてくれたので、絶対に無失点で後ろにつなぎたいという気持ちで投げました」と強い思いを胸に7回からマウンドへ。1イニング目は無失点に封じるも、8回は一死二塁から5番・高原にタイムリー三塁打を浴び、勝ち越しを許した。しかし、その裏に代打・木本が逆転2ラン。2年生が試合をひっくり返し、浅利にリーグ戦初白星が舞い込んだ。
失点した場面については「芯を外した感覚はあったんですけど、思ったより打球が伸びた」と反省。それでも自己最速を3キロ更新する154キロをマークするなど、今春の開幕戦でリーグ戦デビューを果たしてから、その存在感は日に日に増している。田中武宏監督は「(リリーフ陣は)徐々に神宮に慣れてきている。安心して送り出せた。(浅利は)投げるたびに成長している」と目を細めた。右腕は「失点したので、木本のおかげ」と頼もしい後輩に感謝。「勝利のために少しでも貢献できるように頑張りたい」と力強く宣言した。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
◯ 明大 5 - 4 法大 ●
<29日・神宮>
明大・浅利太門投手(3年・興國)が4番手で登板。最速154キロをマークするなど、2回1失点でリーグ戦初勝利を挙げた。
右腕は「後輩の毛利がつなげてくれたので、絶対に無失点で後ろにつなぎたいという気持ちで投げました」と強い思いを胸に7回からマウンドへ。1イニング目は無失点に封じるも、8回は一死二塁から5番・高原にタイムリー三塁打を浴び、勝ち越しを許した。しかし、その裏に代打・木本が逆転2ラン。2年生が試合をひっくり返し、浅利にリーグ戦初白星が舞い込んだ。
失点した場面については「芯を外した感覚はあったんですけど、思ったより打球が伸びた」と反省。それでも自己最速を3キロ更新する154キロをマークするなど、今春の開幕戦でリーグ戦デビューを果たしてから、その存在感は日に日に増している。田中武宏監督は「(リリーフ陣は)徐々に神宮に慣れてきている。安心して送り出せた。(浅利は)投げるたびに成長している」と目を細めた。右腕は「失点したので、木本のおかげ」と頼もしい後輩に感謝。「勝利のために少しでも貢献できるように頑張りたい」と力強く宣言した。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)