○ オリックス　4x － 3　ロッテ ●
＜5回戦・京セラD大阪＞

　オリックスがサヨナラ勝ちで本拠地2連勝。首位攻防3連戦に勝ち越し、ロッテと同率の首位タイに再浮上した。

　3－1の2点リードで終盤に突入し、7回にコットンが1失点、8回にドラ1ルーキー・曽谷龍平が1失点を喫し逃げ切りに失敗したが、延長11回に7番・紅林弘太郎が二塁打でチャンスメークすると、9番・若月健矢が右越えサヨナラ打。最後はロッテ6番手の小野郁を攻略し白星を手繰り寄せた。

　オリックスの先発・山岡泰輔は今季初勝利とはならなかったものの、6回1失点の好投でゲームメイク。延長11回表をゼロに抑えた2年目右腕の小木田敦也が、通算17試合目の登板にして嬉しいプロ初勝利を手にした。

　劇的な決勝打を放った若月は、試合後のヒーローインタビューで「シャカリキコロンブスでした！」と登場曲（『パラダイス銀河』光GENJI）の歌詞をもじって笑顔。

　6投手をリードした捕手としては「本当は山岡に白星をつけたかったんですけど、みんな最少失点で踏ん張ってくれた。いい試合だったと思います」と粘り勝った一戦を振り返った。