中日首脳陣

◆ 東に97球で完封勝利を献上

 中日は4月最終戦でDeNAに完封負け。シーズン最初の1カ月を戦い終え、首位と8ゲーム差の借金7と出遅れた。

 4月30日のDeNA戦では積極的にスイングしていく姿勢が見られたが、相手先発・東克樹の術中にハマり散発4安打。同一カード3連戦で2度目の無得点に終わり、開幕から23試合で早くも8度目の完封負けとなった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した中日OBの野球解説者・谷沢健一さんは「“若さゆえ”と言ったらそれまでだけど、最初から飛びついて打っていくし、なんせ若いから読みもないんですよね」と、若手選手が数多く並ぶ中日打線の課題を指摘。

 中日一筋で通算2062安打を放ったレジェンドは、中日打線の淡白な打席内容が気になったようで、「平面で打っているような感じ。もっと奥行きのある“読み”をしないと。こんな手先だけのバッティングじゃどうしようもないですよ。狙い球の絞り方とか、もっと個人が研究すべき」と苦言を呈した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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