リードオフマン不在が影響
ソフトバンクは打線が沈黙し今季4度目の完封負け。チームは2度目の3連敗となった。
打線はオリックスの先発・宮城大弥に散発5安打に抑えられ、9回に一死二塁の好機を作るも平野佳寿を打ち崩せず3連敗。近藤健介を2番で起用し、リチャードを中軸に据えるなど、打順を大幅に入れ替え、打線のテコ入れを図ったが不発だった。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを努めた谷繁元信氏は「3連敗中、1番バッターが1回も(塁に)出ていないんですよ」と指摘。「今、中軸の柳田だったり近藤もそうですけど、調子がいいので、やっぱり、1番バッターが塁に出ないとなかなか得点力は上がらないと思うんですよね。周東が1番にいた時はある程度出塁していたので点数が入っていたんですけど、ちょっと(今後に)気になるのが1番バッターですね」と、リードオフマンの不在が得点力に影響しているとの見解を示した。
ソフトバンクは今季1番打者に周東佑京(12試合/出塁率.302)、三森大貴(4試合/出塁率.176)、中村晃(2試合/出塁率.462)、牧原大成(2試合/出塁率.500)、佐藤直樹(2試合/出塁率.000)の5人を起用。ここ2試合は牧原大と周東の離脱もあり佐藤直を抜擢して打線を活性化させようとしたが、不発に終わっていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』