○ 巨人　8 － 7　ヤクルト ●
＜5回戦・東京ドーム＞

　ヤクルトは最大6点あったリードをひっくり返され逆転負け。3連勝ならず、敵地でのカード勝ち越しはお預けとなった。

　打線は2回に相手先発の髙橋優貴を攻め立て、8番・内山壮真と1番・濱田太貴の適時打で3点を先制すると、4回には3番・山田哲人が2試合連続本塁打となる4号ソロを放つなど着々とリード拡大。4回表が終了した時点で6点のリードを奪っていた。

　しかし、先発の高梨裕稔が4回裏に岡本和真に3号3ランを浴びると、続く5回にはブリンソンに3号2ランを許し1点差に。中6日で今季3度目の先発登板だった右腕が、5回途中7安打5失点とゲームメイクできなかった。

　1点リードの8回には7番・長岡秀樹が貴重な追加点を叩き出す適時打を放ったものの、7回途中からリリーフ登板していた木澤尚文が2点リードで迎えた8回にブリンソンに逆転3ランを浴び、これが決勝打。

　打線は今季最多16安打と活気付いてきたが、投手陣が巨人の一発攻勢に沈み逆転負け。決勝弾を浴びた木澤に今季初黒星が記録された。