◆ 中14日の登板で7回・115球熱投
西武の平良海馬が3日、本拠地での日本ハム戦に先発登板。中14日を空けての久々のマウンドとなったが、7回・115球で1失点の好投で無傷の3勝目を挙げた。
この日は序盤から走者を背負う展開が続き、4回に野村佑希の適時打で先制点を奪われたものの、味方が4回と5回に得点を挙げて逆転。勝ち投手の権利を得る。
94球で続投した7回表、先頭のアリエル・マルティネスの二塁打を皮切りに無死満塁という大ピンチを迎えたが、松本剛を投ゴロ併殺に仕留めて失点を阻止。続く谷内亮太も中飛に斬り、1点のリードを死守した。
3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は、「先に1点は取られましたけど、非常に余裕のある投球でしたよね」と平良の投球についてコメント。
続けて、「リリーフの時はこんなに変化球を投げなかったですよね。これだけ球種が多数使えると、ピッチングにも余裕が出てきますよね」と先発転向後の変化にも触れながら、ここ3戦の好投を称えた。
同じく番組に出演した坂口智隆氏も「フィールディングとかを見ていても器用そうですよね。いろいろなボールを操っている」とし、谷沢氏が指摘した“モデルチェンジ”に同調。進化した平良の快進撃はどこまで続くのか、今季の西武の注目ポイントとなりそうだ。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
