2023.05.04 14:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 8 | 終了 | 7 | オリックス・バファローズ |
PayPayドーム |
リーグ最多9試合目の2ケタ安打
オリックスは3日、PayPayドームで行われたソフトバンク戦に9-4で快勝。実に19年ぶりとなる“先発全員複数安打”を達成し、22安打・9得点と打線が爆発した。
先制を許した直後の2回裏、1番・茶野篤政の適時打ですぐに追いつくと、3番・中川圭太が3号3ランを放ってあっと言う間に逆転。その後も打線は止まらず、7番の紅林弘太郎まで計5連打でこの回一挙6点を挙げた。
また、前日の試合で負傷した杉本裕太郎に代わって「8番・左翼」でスタメン出場を果たした小田裕也が5打数3安打と活躍。最終打席では適時打も放ち、少ないチャンスをモノにして首脳陣にアピールした。
3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は、「こんなに穴がない打線も珍しいですよね」と打ちも打ったり22安打の打線に感嘆の声。
同じく番組に出演した坂口智隆氏も「下位打線も3割近く打ち出すと、打線ってこうなるんだなと」とし、状態上向きの紅林弘太郎や捕手ながら打率3割を超える若月健矢ら、下位打線の厚みを強調した。
これでオリックスは今季9試合目の2ケタ安打達成となり、この数字はリーグ単独最多。強力投手陣に打線も活発となれば、一気にリーグ3連覇も近づいてくるだけに、あとはこの勢いをどれだけ持続することができるか。好調な新・猛牛打線から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』