プロ入り後2度目の先発登板で好投

　日本ハムの北山亘基投手（24）が4日、敵地での西武戦で今季初先発し、6回（75球）を投げ無安打無失点、2四球5三振と快投。今季初勝利の権利を手に降板した。

　ファームでの先発調整を経て、約1カ月ぶりに一軍に帰ってきた右腕は、初回、2回と三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、3回、4回はいずれも先頭打者に四球で出塁を許しながらもゼロ行進。アリエル・マルティネスとのバッテリーで、持ち前の威力ある直球にスライダー、カーブ、チェンジアップといった変化球も交えながら、6イニングを75球でまとめた。

　両軍スコアレスの展開が続いていたなか、7回表には5番・万波中正が左中間席へ5号先制ソロを放り込み待望の援護点。昨季開幕戦以来の先発マウンドで好投した北山に、プロ入り後初となる先発勝利の権利も転がり込んできた。