2023.05.04 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 8 | 終了 | 7 | 東京ヤクルトスワローズ |
東京ドーム |
180勝レジェンドが配球&制球を指摘
巨人の山﨑伊織投手は4日、ヤクルト戦(東京ドーム)に先発し6回2失点で勝敗付かず。7安打を打たれながらもクオリティースタートでまとめたが、球団OBの解説者から投球内容の物足りなさを指摘する声が出た。
山﨑は初回こそ三者凡退に抑えたものの、2回二死一・二塁のピンチで8番・武岡龍世に変化球を巧打され先取点を献上すると、4回には7番・中村悠平にカットボールを左翼席へ運ばれ被弾。無失点で切り抜けた3回と5回も、得点圏に走者を背負う苦しい投球だった。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した元巨人投手コーチの斎藤雅樹さんは、「なんとか粘って投げていたけど、やっぱり変化球が甘く入ったりするケースが非常に多かった」と、山﨑の投球内容について指摘。
この試合では小林誠司とバッテリーを組んでいたが、「真っ直ぐも150キロくらい出るので、もう少し真っ直ぐを多めに使って、変化球を低めに集めたら、もう少し楽に投げられるのかなという感じがした」と語り、投球の組み立てについても改善の余地があるとの見解を口にした。
前回登板は阪神打線につかまり3回途中8失点KO。中6日で臨んだ今回は数字上ではクオリティースタートだったものの、「打ち損じで助かっている場面も随分あった。もっとできると思う」と斎藤氏。ポテンシャルを秘める若手右腕に、よりハイレベルなパフォーマンスを求めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』