2023.05.04 14:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 3 | 終了 | 2 | 広島東洋カープ |
横浜 |
「どれだけ投げられるか不安だったと思う」
昨秋に右肘の手術を受け出遅れていた広島の森下暢仁投手が、4日のDeNA戦で今季初先発し、6回84球を投げ5安打2失点、1四球3三振に抑える好投。勝敗はつかなかったものの、上々の今季初登板となった。
序盤に2点の援護をもらうと、好調なDeNA打線を相手に4回までは散発2安打でゼロ行進。5回先頭の5番・桑原将志にソロ本塁打を浴び、相性が悪い8番・京田陽太と代打・大和に連打を許しリードを吐き出したが、最終イニングとなった6回は中軸を3者凡退に抑えた。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した元巨人投手コーチの斎藤雅樹さんは、「上出来だと思います。故障明けはどれだけ投げられるか不安だったと思う。それでも6回84球まで投げられたので十分。カーブもフォークも投げられてますし、(右肘の状態は)問題ないと思います」と、全快ぶりをアピールした森下の状態に太鼓判。
また、同じく番組に出演した元広島監督の達川光男さんは、「もう1週間くらい早く(一軍で)投げられたんですが、新井監督が万全になるまで少し我慢した。そのおかげ今日の投球につながったと思う」と、ファームでの調整期間を確保した首脳陣の判断も評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』