● カージナルス 7 - 11 エンゼルス ○
<現地時間5月4日 ブッシュ・スタジアム>
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)が4日(日本時間5日)、本拠地でのエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発出場。5打数4安打の固め打ちで自身初の1試合4安打を記録したが、チームは2ケタ失点で敗れ6連敗となった。
前日の同戦はエンゼルス先発・大谷に3打席連続三振を喫するなど、4打数無安打に終わったヌートバー。初の“侍ジャパン対決”は完敗に終わったが、この日は「2番・指名打者」で出場した盟友の前で快音を響かせた。
初回の第1打席に先制点の足掛かりとなる中前打を放つと、2-10と大量ビハインドで迎えた3回の第2打席も先頭でチームを鼓舞する中前打を放った。6回の第4打席は左腕のループから左前打を放ち、8回の第5打席は遊撃手のグラブを強襲する内野安打。5打数4安打1得点の大活躍で、打率は.262、出塁率は.416にアップした。
カージナルスは打線が粘り強く反撃するも、序盤の大量失点が重く3回途中10失点の先発・フラーティは4敗目(2敗)。投打が噛み合わないチームは直近10試合で1勝9敗となり、借金は「12」に膨れ上がった。
対するエンゼルスは、打線が16安打11得点とつながり今季初の4連勝。大谷は3打数1安打、2四球1得点の働きで打率は.308にアップした。