● 広島 0 － 5 阪神 ○
＜6回戦・マツダスタジアム＞

　広島は今季4度目の完封負けで3連敗。借金は「2」となった。

　またしても阪神先発・大竹に白星を献上してしまった。4月19日の前回対戦（甲子園）で7回途中1得点と苦しめられた左腕に対し初回、1番・菊池、2番・上本の連打で無死一、三塁の好機を作るも、頼みの3番・秋山は空振り三振。4番・マクブルームは4球目のチェッジアップを打ち上げ遊飛に倒れた。続く西川はカウント1－2と追い込まれ、4球目の前に一走・上本が牽制で挟まれた。挟殺プレーの間に三走・菊池は本塁へ突っ込むもタッチアウト。2点を追う絶好機で1点も返すことができなかった。

　3回は先頭の8番・磯村が左前打で出塁するも、続く遠藤の代打・韮澤が遊ゴロ併殺。4回は二死一、二塁の好機で6番・堂林が遊ゴロに倒れた。5回以降は3イニング連続3者凡退とチャンスすら作れず、4回途中から10打者連続アウト。現役ドラフト左腕に7回5安打無失点の快投を許し、そのまま零敗で対大竹は2戦2敗となった。

　先発の遠藤は初回、二死から4番・大山に先制の左越え2ランを浴びると、3回も二死から5番・佐藤輝に左越えの2ラン被弾。3回裏の攻撃で代打を出され、3回5安打4失点の内容で自身4連敗（1勝）となった。