ロッテの新外国人・ペルドモ(撮影=岩下雄太)

◆ 日本の野球に「早めにアジャストできた」

 「まず日本の野球、日本に慣れることが大事だと思っています。自分のプランに従ってゴロをしっかり取っていければ成功できると思っています」。

 今年3月4日に行われた入団会見で日本で活躍するために必要なことについて、“日本に慣れること”を挙げていたロッテのペルドモはここまで、リーグトップの12ホールドをマークする。

 入団会見を行ってから約2カ月――。数字だけ見れば日本の野球に慣れているようには見えるが、実際のところはどうなのだろうかーー。

 「早めにアジャストできたと思いますし、慣れてきたと思います。そのおかげで良い投球、自分の良いパフォーマンスが出せています」。

◆ 奪三振率は8.56

 吉井理人監督がペルドモを獲得した際に「映像を見た印象としてはゴロで打たせてとるタイプかなと思います。コントロールもいい」と評価し、ペルドモ自身も「低めに集まるシンカーでゴロをたくさん取っていきたい」と、話したように“ゴロ”を打たせてアウトを取るのが持ち味のピッチャー。

 ゴロで打たせるだけでなく、13回2/3を投げて13奪三振と三振も多い。来日初登板となった4月1日のソフトバンク戦から7試合連続で三振を奪い、4月23日のソフトバンク戦では1イニング・9球を投げ、2奪三振。シンカーで追い込み、チェンジアップで三振をとるケースが多い。

 「シンカーもすごい持ち味だと思っていますし、そこでファウルでカウントを作ってチェンジアップで空振りをとってというのが投球スタイル。今のところよく続けられています」。

 4月8日の楽天戦では、黒川史陽に対して、1ボールからシンカーで追い込み、最後は低めに落ちる142キロのチェンジアップで空振り三振を奪った。

◆ 勝ち試合の7回を担当

 現在ペルドモが任されているポジションは、主に勝ち試合の7回。前回登板の6日のソフトバンク戦は失点してしまったが、現在4月18日の日本ハム戦から8試合連続ホールド中。失点はしても、しっかりとリードを保った状態で8回を投げる投手にバトンを渡している。

 「監督が自分のことを信頼してくれて投げさせてもらっていると思っているので、その機会を大事に投げています」。“勝ちパターン”で投げることを、意気に感じて投げている。

 ロッテがリーグ優勝するためにも、少ない点数を守り切って勝利を積み重ねていく必要がある。そうなると、リリーフ陣の安定は非常に重要だ。「まず健康であること、怪我をしない体で1年間投げ続けて、投げる機会をいただいたら一生懸命やるだけです」。9日に30歳の誕生日を迎えたペルドモ。今日もチームの勝利のため、マウンドに上がる。

取材・文=岩下雄太

この記事を書いたのは

岩下雄太

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