● カブス 1 － 3 カージナルス ○
＜現地時間5月8日　リグリー・フィールド＞

　カブスの鈴木誠也外野手（28）が8日（日本時間9日）、本拠地でのカージナルス戦に「5番・右翼」で先発出場。4打数1安打で打率は.259となった。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（25）は「1番・右翼」で先発出場。こちらはヒットこそなかったものの2四球2得点1盗塁をマークし、チームの連勝に貢献した。

　鈴木は初回、二死一、三塁の好機で元巨人の先発右腕・マイコラスと対戦。カウント2－2後のスライダーにバットは空を切り三振に倒れた。先頭だった4回の第2打席は投ゴロ。2番手左腕・カブレラと対戦した6回の第3打席は、ボテボテの三ゴロがラッキーな内野安打となった。8回の第4打席は3番手右腕・ヒックスにバットをへし折られ遊撃へのハーフライナー。この日は4打数1安打で打率は.259となった。

　ヌートバーは初回の第1打席、3回の第2打席とも中飛。それでも同点で迎えた6回はイニング先頭でフルカウントから四球を選んだ。その後、今季4盗塁目となる二盗を決め好機を演出。4番・コントレラスの適時二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。8回も先頭で四球を選び、再びコントレラスの内野ゴロの間に3点目のホームイン。2打数無安打ながら2四球2得点1盗塁をマークし、打率は.289、出塁率は.432となった。

　試合はカージナルスが勝利。マイコラスは4安打1失点ながら3四球を与えるなど4回1/3、計96球で降板し、今季2勝目とはならなかった。カブスは本拠地での接戦を落とし2連敗。今季通算17勝18敗で再び借金生活に突入した。