大量失点で屈辱の初黒星
DeNAは新外国人、トレバー・バウアーが先発したが、6回7失点で初黒星を喫した。
初回、先頭の佐野恵太が3試合連続となる6号ソロを放ち、先取点を奪ったが、直後の2回にバウアーが岡本和真に同点ソロを被弾。なおも二死二塁から門脇誠にタイムリー内野安打を浴びて、勝ち越しを許した。
2点ビハインドの6回には大城卓三、門脇にそれぞれ2ランを許して4失点。6回11安打7失点で降板し、初黒星を喫した。
9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演したMCの谷繁元信氏はバウアーのピッチングについて「良いピッチャーということは間違いないです。今日で2試合目ですけど、ボールが全体的に高いのが気になったんですよね。だから、(球に)力があれば抑えることができると思うんですけど、ちょっと力がなかった場合は今日みたいなことになるんじゃないかと」と分析。「ただ、今日は新潟の球場で初めてのマウンドだったので、それもあったかもしれないですね」と、環境の違いに戸惑ったことも乱調の一因との見解を示した。
解説を務めた齊藤明雄氏も「今日は真っすぐもスライダーも全球高かったですね。前回の登板はスライダーが高くてもファールになっていたんですけど、今日は抑えられるボールがなかったように思います。やはり、ボールが高くいくと心配になりますね」と制球力の課題を指摘した。
試合後に冷静に自己分析をし反省を口にしたバウアー。次回の登板に向けて修正を期待したい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』