● カブス 4 － 6 カージナルス ○
＜現地時間5月9日　リグリー・フィールド＞

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（25）が9日（日本時間10日）、敵地でのカブス戦に「1番・右翼」で先発出場。3回の第2打席に特大の3号ソロを放ち、チームの3連勝に貢献した。カブスの鈴木誠也外野手（28）は「5番・右翼」で出場。2打数無安打2四球の結果でチームは3連敗となった。

　ヌートバーは1－1で迎えた3回の第2打席、カブスの先発右腕・タイロンが投じた内角直球を強振。完璧に捉えた打球は、右翼・鈴木の頭上を越える勝ち越しソロとなった。打球速度108.3マイル（約174キロ）、飛距離431フィート（約131メートル）の豪快な一撃。本塁打は4月23日（同24日）のマリナーズ戦で先頭打者アーチを放って以来、15試合ぶりの今季3号アーチとなった。

　7回の第4打席では四球を選び、2試合連続で複数出塁を記録。この日は4打数1安打1打点、1四球1得点1三振の結果で打率は.288、出塁率は.430となった。

　鈴木は2打数無安打2四球の打撃結果で打率.253、出塁率は.337。カブスは投打が噛み合わず5月に入り早くも2度目の3連敗。今季通算17勝19敗で借金「2」となった。