【東京六大学野球・春季リーグ戦】
慶大 3 - 3 立大
(13日・神宮)
慶大は今秋のドラフト候補・廣瀬隆太主将(4年・慶應)の今季4号ソロが飛び出し、先制に成功。その後逆転を許したが、1点を追う9回一死二塁から齋藤來音外野手(4年・静岡)の中前タイムリーで同点に追いつき、試合は連盟規定により9回引き分けとなった。
ボールを叩き潰すかのような凄まじい破壊音が、神宮に鳴り響いた。初回二死、立大のエース・池田の外角146キロ直球を芯で捉えると、降りしきる雨を切り裂くように、打球は勢いのままに右翼席へと吸い込まれた。先制点をもたらす今季4号に「少し振り遅れたが、その中でもしっかり打球が伸びてくれたので良かった」とうなずいた。
2試合ぶりの一発は今季初となる逆方向へのアーチ。現役最多となるリーグ通算17号マークし、歴代9位タイとなったが「(記録は)意識していないですけど、光栄なことだと思います。僕はランナーをかえす、打点というところに尽きる。チャンスで1本打てるように」と主将。この日は立大に引き分けたが、次こそは勝利に導く一打を放つ。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
慶大 3 - 3 立大
(13日・神宮)
慶大は今秋のドラフト候補・廣瀬隆太主将(4年・慶應)の今季4号ソロが飛び出し、先制に成功。その後逆転を許したが、1点を追う9回一死二塁から齋藤來音外野手(4年・静岡)の中前タイムリーで同点に追いつき、試合は連盟規定により9回引き分けとなった。
ボールを叩き潰すかのような凄まじい破壊音が、神宮に鳴り響いた。初回二死、立大のエース・池田の外角146キロ直球を芯で捉えると、降りしきる雨を切り裂くように、打球は勢いのままに右翼席へと吸い込まれた。先制点をもたらす今季4号に「少し振り遅れたが、その中でもしっかり打球が伸びてくれたので良かった」とうなずいた。
2試合ぶりの一発は今季初となる逆方向へのアーチ。現役最多となるリーグ通算17号マークし、歴代9位タイとなったが「(記録は)意識していないですけど、光栄なことだと思います。僕はランナーをかえす、打点というところに尽きる。チャンスで1本打てるように」と主将。この日は立大に引き分けたが、次こそは勝利に導く一打を放つ。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)