新庄監督が自らデザインした特別ユニフォーム

　日本ハムは13日、ホームでロッテに5－0で快勝。先発の加藤貴之が相手打線を散発の4安打に抑え、無四球・5奪三振の完封勝利。見事な投球で今季2勝目（2敗）を掴んだ。

　打っては古巣戦となった福田光輝が3回に適時内野安打で先制点を叩き出し、さらに上川畑大悟の適時打に続いて江越大賀が2試合連発となる2号3ラン。3回の一挙5得点の猛攻が光った。

　この日は新庄剛志監督のプロデュース企画『NEW AGE GAMES produced by SHINJO』の初日でもあり、快勝発進に指揮官も笑顔。赤と黒の特別ユニフォームを身にまとった選手たちの躍動に「みんながヒーローになれましたね」と称えた。


　指揮官が自らデザインした特別ユニフォームは、闘争心をイメージした赤色と締め色で黒色をチョイスした斬新なカラーリングが特徴で、胸元には大きな“V”の文字が。これには「VICTORY」の頭文字と、「少しぽっちゃりした選手もスタイルよくなる。目のマジック」というこだわりが込められているという。

　13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏も、試合の解説の前に「いやぁ、ユニフォームというより衣装だよね」と思わずコメント。

　近年は各球団が工夫を凝らしたスペシャルユニフォームを着用する試合も増えているが、「ここまでのユニフォームはあまりなかったですよね」と驚きを隠さなかった。

　同じく番組に出演した松中信彦氏からは、「この襟は特にピッチャーは気にならないんですかね…？」という素朴な疑問も。18日（木）までの計5試合でこのユニフォームを着用する予定があるだけに、この日の加藤は見事な投球を展開したが、登板する投手たちの反応も注視したいところだ。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』